Webサイトの構築には、基本的にHTMLというコンピュータ言語が利用されます。
このHTMLでページのレイアウトを行い、そこに要望に沿った表現や機構を作りこんでいくのが基本スタイルになります。

「何がやりたいのか?」の前に「何が出来るのか?」が分からないと話が先に進まないと思いますので、簡単に解説を加えていきます。


ASP WindowsベースのWebサーバー(IIS)を利用する場合に多く用いられます。
レンタルサーバーでIISが使われているものが少ないため、あまりニーズはありません。

CGI 現在、インターネット上でもっとも多く利用されている技術のひとつです。
Perlという文字処理系言語を利用する場合がほとんどで、アクセスカウンター、掲示板、フォームメールやショッピングバスケットなど多種多様なスクリプトが利用されています。
中小規模のサイトなら、ほぼ全てCGIだけで作りこむことも出来ます。

Cold Fusion MacromediaのCold FusionというWebサーバーソフトを利用して構築します。
非常に豊富な命令を持ち、データベースとの親和性が高いため、比較的短時間で社内ポータルサイトのような大規模で複雑なシステムを構築することが出来ます。
ただし、Cold Fusionを利用したレンタルサーバーはほとんどなく、Webサーバーの設置を含めて初期コストがかなりかかってしまいます。
どちらかというと、社内業務アプリケーション向けかもしれません。

Flash MacromediaのFlashという技術を利用して、ムービーから、インタラクティブに富むサイトの構築まで行うことが出来ます。
PHPやデータベースとの相互接続性も良いため、リッチなクライアント環境の構築が容易です。

JavaScript ブラウザ上で動作するJavaという言語をHTMLの中に記述することで、サーバーに負荷をかけずにインタラクティブなサイトが構築できます。
ただし、ブラウザ側でJavaをoffにしていると、全く機能しないので注意が必要です。

PHP 最近、対応したレンタルサーバーも徐々に増え始めてきた、新しい言語で、データベースとの親和性が高く、さらに処理にかかる負荷が低いため、レスポンスに優れたサイトの構築が可能です。

XML 今はまだ一般的になってはいませんが、HTMLと違い、ユーザーがタグを定義できることから、タグによって処理を振り分ける等の情報処理が行える点が優れています。
データ自体が全てテキストで記述されますので、加工性に富んでます。
近い将来には一般的な技術に成長すると思われます。

データベース インターネット上には、多くのデータが閲覧可能な状態になっていますが、その多くはデータベースにて提供されています。
もちろん、データベースだけでは何も出来ませんので、それを表示させるために他の言語(ASPやCold Fusion、CGIやPHPなどほとんど何でも可)との併用が必要です。
大量の顧客情報や商品情報を扱うような大規模サイトではデータベースの利用は、ほぼ必須となっています。
一般的なレンタルサーバーではMySQLかPostgresSQL、社内システムではOracleやDB2、SQL Serverが利用されています。


上記の技術を組み合わせて、ご要望に沿ったWebサイトを構築することが可能ですし、ご要望をヒアリングさせていただいた時に最適と思われるご提案も出来ますので、まずは一度お問い合わせください。


それでは早速、「こういうサイトを作るには、何が必要か?」を説明していきます。

オンラインショップ
まず、ショッピングカートは今時のオンラインショップでは必須でしょう。

中小規模でしたらCGIだけでほぼ十分です。
データの保存はメールと、サーバー内のテキストファイルになります。

大規模なショップの運営や在庫管理、顧客管理まで行いたい場合はデータベース(DB)が必要になってきます。
もちろんMicrosoft Accessでも不可能ではないですが、本格的なリレーショナルデータベースが好ましいです。
レンタルサーバーでも最近はDBも使えるところが増えてきていますので、それを利用すれば良いでしょう。
多くはMySQLやPostgreSQLが使えるはずです。

もし、もっと社外のサーバーを利用することが問題であるなら、自社サーバーを立てる必要があります。
この時、しっかりとネットワーク設計を行い、DMZを構築しておく必要があります。
そして、ここまで来るとCGIではレスポンス的に厳しくなってきますので、ASPやColdFusionなどのWebサーバーを利用して実行速度を確保すると同時に開発工数にも気を配った方が良いでしょう。

一般的にColdFusionのようなタグベースの言語の方が開発効率が高いため、工数が短く済みます。
もちろんその分、開発費も安く抑えられます。

Webサイトの構築には、[製作・運用のフェーズ分け]でも説明しました通り、コンセプト企画立案〜メンテナンスまで多様な作業が発生してきます。
良いWebサイトを製作するために、都度、内容の確認や要件の詰め、新たなご提案などが多くの場合発生してきます。余裕を持ってお問い合わせください。

実際にお問い合わせいただいてから、Webサイトの構築が完了するまでのフローをご紹介します。

  お客様 Web Site Factory
1 お問い合わせ ヒアリング
どのようなサイトにするか? (リサーチ)
2    プランの提案/見積もり提出
要件を満たすためのご提案を含む
3 ご  発  注
4 原稿の送付 デザイン検討、サイトマップ・機能一覧の提出
5   デザイン案のご提示
6 前金分のご送金 製作開始
7   製作状況のご案内と、逐一内容のご確認
8 完  成 / 納  品
9 残金のお支払い 作業完了
10 メンテナンス 随時サポート

お問い合わせは[こちら]から。


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